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2001年秋季半導体市場予測の概要
- 予測の背景
半導体市場を予測するにあたって、半導体需要に影響を与える主要な電子機器、すなわち、コンシューマ、オートモーティブ、コンピュータ、コミュニケーションの動向のレビューを行った。
- 世界の半導体市場動向
世界半導体市場のドルベースでの2000年の伸び率は＋36.8%であった。今回の予測では2001年は-32.1%とマイナス成長になるとみた。
その後2002年は＋2.6%、2003年は＋18.5%、2004年は＋15.1%になると予測した。その結果、2000年から2004年までの年平均成長率は-1.3%となる。
ちなみに、2001年の四半期ごとの対前期比伸び率は第1四半期より、それぞれ-19.5%（実績）、-19.7%（実績）、-14.1%（予測）、＋4.3%（予測）となっている。
この結果、2001年の世界の半導体市場規模は1,388億ドル（16.8兆円）、対前年656億ドル減となる。為替レートは、2000年 US$1＝107.9円、2001年 US$1＝120.8円、2002年以降121.7円を前提としている。
- 製品別市場動向（世界市場）
| 2001年における製品別のドルベースでの市場予測では、ディスクリートは前年比-27.7%、市場規模122億ドル、オプトは前年比-20.4%、市場規模78億ドル（ディスクリートとオプトの合計では前年比-25.0%、市場規模200億ドル）、IC全体は前年比-33.4%、市場規模1,178億ドルと予測した。ICの製品別予測では、MOSメモリは前年比-49.4%、MOSマイクロは前年比-26.9%、MOSロジックは前年比-28.9%、アナログは前年比-25.0%となっている。 |
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- 日本の半導体市場動向
日本の半導体市場伸び率は、円ベースで2000年は前年比＋35.7%であったが、2001年は前年比-18.1%と予測した。その後2002年は前年比-0.1%、2003年は前年比＋16.4%、2004年は前年比＋14.4%になると予測した。ちなみに、2001年の日本の市場規模は約4.1兆円である。
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