コンファレンス – CEATEC JAPAN 2015 –

※本イベントは終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

 CEATEC JAPAN 2015(会期:10月7日(水)~10日(土)/会場:幕張メッセ)では、サイバーフィジカルシステム(CPS)やIoTをテーマとしたコンファレンスが数多く開催されます。ここでは、JEITAが主催するCPS/IoTのコンファレンス情報をご紹介します。是非奮ってご参加ください。


CPS/IoTセッション 日程選択

10月7日(水)

CPS/IoTがもたらす生活と産業のイノベーション
~スマートセンシング、スマートコミュニケーション~

[K-01] 日時:10月7日(水)13:30〜14:15 会場:国際会議場2階 コンベンションホールAB

実世界とサイバー空間の情報連携により新たな付加価値を生み出すCPS/IoTによって、社会・産業・人々の暮らしはどのように変わるのか、モノづくりからサービスまで、産業構造における変革と、人々の日常生活にもたらされる豊かな変化についてお話しします。

シャープ株式会社 取締役会長 水嶋 繁光

10月7日(水)

ITトレンド調査・ビッグデータ、クラウドの取り組み

[JE1-03] 日時:10月7日(水)13:30〜14:30 会場:国際会議場1階 103会議室

JEITA ITプラットフォーム事業委員会では、IT活用のトレンドを捉えるために、ユーザの利用動向調査を毎年実施しております。このセッションでは、サーバの出荷動向から見た仮想化システムの利用動向や、新たなITの利活用方法として注目されているビッグデータやクラウドコンピューティングへの取り組みを中心に、調査報告を致します。

JEITA ITプラットフォーム事業委員会 委員長 村野井 剛

JEITA プラットフォーム市場専門委員会 副委員長 西崎  亨

JEITA プラットフォーム企画専門委員会 委員長 石橋 賢一

JEITA 国際戦略・標準化セミナー

 ~豊かな社会を拓くCPS・IoTのソリューションと標準化戦略~

[JE1-04] 日時:10月7日(水)15:00〜17:00 会場:国際会議場1階 103会議室

システム標準に関する国際標準化の動向について

経済産業省 産業技術環境局 国際電気標準課
統括基準認証推進官 辻本 崇紀

地域包括ケアシステムとIoT

ソニー株式会社 プロフェッショナル・ソリューション事業本部
FeliCa事業部 事業戦略部 HCプロジェクト室 高木 良一

ITS専用周波数を活用した運転支援システム(ITS Connect)について

ITS Connect推進協議会 運営委員会 技術検討WG 主査
パイオニア株式会社 商品統括部 事業戦略部 先行企画部 副参事
柴崎 裕昭

3DAモデル/DTPDを活用したものづくりプロセスの革新と関係する標準化動向

JEITA三次元CAD情報標準化専門委員会 副委員長
東芝インフォメーションシステムズ株式会社 エンジニアリングシステム・ソリューションオフィス

CAE・CAD技術センター 参事

 藤沼 知久

10月8日(木)

CPSの概要・技術動向/社会価値創造に向けたNECのIoTへの取り組み

[CPS2-01] 日時:10月8日(木)10:00~11:00 場所:国際会議場1階 多目的室

サイバーフィジカルシステムが社会問題を解決する。

少子高齢化や、農業自給率低下、インフラストラクチャの崩壊などの種々の問題をサイバーフィジカルシステムが解決する。

東京大学 情報理工学系研究科SICT研究センター 教授 中田 登志之 氏

IoTによる社会価値創造への挑戦

来たるべきIoT時代では、デジタルの世界で見出されたデータ分析に基づく知識・知恵を現実の社会・産業・生活に対して高速かつリアルタイムに反映させることで、新たな社会価値創造の機会、産業構造の変革、知識創造プロセスの変化が生み出されます。本講演では、NECがお客様、パートナーの皆様と共創する「社会ソリューション」の事例と、それを支えるNECの技術開発についてご紹介します。

日本電気株式会社 技術イノベーション戦略本部 本部長 望月 康則 氏

コネクテッドカー時代をむかえてのお客様との新たなつながり方を考える

[CPS2-02] 日時:10月8日(木)11:30~12:30 場所:国際会議場1階 多目的室

従来からの店舗接客にデジタル接客をどう組み合わせるべきかという議論が進む中、コネクテッドカーという新たな要素が加わることで顧客接点設計がさらに複雑化して行きます。 そのような環境の中で必要とされるオペレーション設計、IT設計の考え方をご紹介します。

株式会社セールスフォース・ドットコム
株式会社電通

ネットワークカメラシステムの動向

[JE2-13] 日時:10月8日(木)12:30~13:30 場所:国際会議場1階 103会議室

監視カメラシステム専門委員会では、ネットワークカメラの普及促進を目的に、ネットワークカメラとその活用について調査・研究を行っている。本講演では、ネットワークカメラの技術、普及状況、その活用の動向について言及する。

一般社団法人電子情報技術産業協会 監視カメラシステム専門委員会 委員長 大手 一郎

クラウド活用による旅館改革への挑戦

[CPS2-03] 日時:10月8日(木)14:00~15:00 場所:国際会議場1階 多目的室

経営危機に陥った旅館を立て直すため、セールスフォースのクラウドプラットフォームを用いた独自の基幹システム「陣屋コネクト」を開発。旅館にとって本当に必要なITとは何かを考えて独自開発に至った経緯、現場スタッフ・エンジニア・経営者が一体となった開発体制、高齢スタッフにシステムを浸透させるまでの苦労、社内SNSの活用方法、システム導入による経営改善効果、新たなビジネスへの展開などを紹介。

株式会社 陣屋 代表取締役社長 宮﨑 富夫

人々の未来を拓く社会イノベーション ~お客様起点での日立の取り組み~

[CPS2-04] 日時:10月8日(木)15:30~16:30 場所:国際会議場1階 多目的室

人の知的創造を支えるIT・エレクトロニクス技術により、ビジネスや社会は劇的に変化してきている。モノからコトへとサービス化が進み、経済価値だけではなく社会的価値が重要視されてきている新たな時代に向けて、何を考えなければいけないか、さまざまな社会課題の解決に向けて日立がどのように社会イノベーション事業に取り組んでいるか、取り組み中のサービス事例、その中で活用されている手法・技術などについて紹介する。

株式会社 日立製作所 研究開発グループ、技術戦略室 技術顧問 城石 芳博
(共著者)研究開発グループ 執行役常務 CTO 兼 研究開発グループ長 小島 啓二

10月9日(金)

自動走行システムの世界の研究開発動向を探る

[NEXT3-11] 日時:10月9日(金)10:30~12:30 会場:国際会議場2階 コンベンションホールA

内閣府SIP自動走行システムの研究開発の取組について

-戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)-

自動走行システムは、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の1つとして位置づけられており、官民学の総力を挙げて推進されています。研究開発は、自動走行システムの開発・実証をはじめとし、交通事故死者低減・渋滞低減のための基盤技術の整備、国際連携の構築、次世代都市交通への展開という4分野について35に及ぶテーマが進められています。今回は、SIP主管の立場から自動走行に関する研究成果と最新の研究内容を紹介します。

内閣府 大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当) 松本 英三

コンチネンタルにおける自動走行システムの取り組み

交通事故は人間のミスによるものがほとんどだと言われています。コンチネンタルでは、認知・判断・操作に関連した製品技術によりドライバーを補助し、更に個々の技術の高度化と統合によってビジョンゼロを目指す取り組みを進めております。日本でも2014年に自動運転のテスト車を導入し、実証テストを開始しました。独・米のチームと連携して、様々な交通事情や使用条件におけるシステムと製品の在り方について研究しております。

コンチネンタル・オートモーティブ株式会社
執行役員 ダイレクター システム・技術統括担当 豊田 啓治

1TFLOPS車載プロセッサ1個で実現する車載AI及び低速度自動運転

最新の車載用プロセッサは初期のスーパーコンピュータ並みの1TFLOPSという演算能力を実現している。これにより低速度領域の自動運転や高度な画像認識が実現可能なDNN(ディープ・ニューラルネット)の処理が1チップで実現可能となった。膨大な時間を要するDNNの学習に対しては、車載用プロセッサGPUと共通のアーキテクチャをもつクラウド上のサーバGPUで高速に処理可能であり、このクラウド連携により商用的に実現可能な車載AIシステムが構築できる。

エヌビディア シニア ソリューションアーキテクト 馬路 徹

エネルギー効率管理の最新動向および産業オートメーションサービスの新潮流

[JE3-22] 日時:10月9日(金)12:30~14:30 場所:国際会議場1階 103会議室

省エネを効率良く実現する連携制御の概要と事例紹介

連携制御とは、ユーティリティ(電力、蒸気、冷水、エアーなど)需要に対して、供給過多による無駄や、供給設備側での効率を改善するため、供給側設備を互いに連携させ、更には需要側とも連携することにより、省エネを実現する制御です。既存設備に対する省エネを、制御により実現します。
様々な形態で導入可能な連携制御の概要とその導入事例を紹介します。
ご参考Webサイト

JEITA/制御・エネルギー管理専門委員会 WG1連携制御
富士電機株式会社 技術開発本部 製品技術研究所 計測制御技術開発センター
計測ソリューション開発部 マネージャー
松井 哲郎

エネルギーパフォーマンス指標(EnPI)の実戦導入
~ISO 50001のコア、EnPIs手法の先行導入に向けて~

世界中で導入が加速するISO 50001、その導入効果を生み出すのは「エネルギーパフォーマンス指標(EnPI)」という手法です。この指標の先行導入のための実戦的なガイドについて紹介します。

JEITA/エネルギーマネジメント標準化専門委員会
中央電子株式会社 技術本部 新規技術開発部 エキスパート
高橋 一敏

IT活用による省エネ効果について
~ビル、店舗へのエネルギーマネジメントシステム(BEMS)導入による省エネ効果~

本WGは、ビルをはじめとした建物へのエネルギーマネジメントの導入促進を目的として活動しています。BEMS(ビルディングエネルギーマネジメントシステム)の重要性を示すために、BEMSによる省エネポテンシャルの定量的試算を行いました。また、BEMS導入における課題についても検討しています。今後BEMSは省エネ推進において、重要な役割を担っていくと考えられます。本講演ではWGの活動成果を紹介します。

JEITA/グリーンIT委員会 BEMS導入促進WG 主査
富士通株式会社 スマートシティ・エネルギー推進統括部 部長
山本 浩二

産業オートメーション・サービスクラス
‐欧州における新スキーム構築の取り組みと日本市場への適用可能性-

近年の産業オートメーションサービスはコンサルティングを含めたソリューションを提供する方向に拡大しており、製品保守を中心とした従来の枠組みに代わる新たなビジネススキームが求められています。この回答として「産業オートメーション・サービスクラス」を体系構築したので概要を紹介します。更に本スキームの応用例として省エネビジネスへの適用についても説明します。

JEITA/制御・エネルギー管理専門委員会 WG3サービスクラス 主査
アズビル株式会社 サービス本部 サービス技術2部 ソリューションサービスグループ マネジャー
木幡 真望

「2024年までの電子部品技術ロードマップ」
 ~変化する将来の生活環境と世界をリードする電子部品の動向~

[JE3-13] 日時:10月9日(金)13:00~14:30 場所:国際会議場1階 102会議室

注目するフィールド~ヒューマンライフ、モビリティ、エネルギー、スマートアグリ~

JEITAに組織される電子部品部会の技術・標準戦略委員会傘下の「部品技術ロードマップ専門委員会」において、2013 年 2 月に「2024 年までの電子部品技術ロードマップ」を発刊しました。2003年に第1版を発刊して以来、今回で7版目となる電子部品技術ロードマップを紹介します。本セッションでは「ヒューマンライフ」、「モビリティ」、「エネルギー」と「スマートアグリ」を取り上げて解説します。

一般社団法人電子情報技術産業協会(KOA株式会社)
部品技術ロードマップ専門委員会 副主査 豊田 進

電子部品の現状と今後の動向

電子部品の分類は、受動部品として「インダクタ」、「コンデンサ」、「抵抗器」、「LCR 部品の共通課題」、「EMC 部品(含む ESD 部品)」とし、現状と2024年までの動向予測を解説します。接続部品の「コネクタ」と「入出力デバイス」、変換部品の「センサ・アクチュエータ」および「電子部品材料」、「無線モジュール」と「電源」についてはその概要を紹介します。

一般社団法人電子情報技術産業協会(株式会社タムラ製作所)
部品技術ロードマップ専門委員会 主査 鈴木 幸春

JEITA環境フォーラム2015 ~持続可能な未来を築く環境革命!~

[JE3-02] 日時:10月9日(金)13:00~17:00 会場:国際会議場1階 101会議室

タイトル調整中

独立行政法人製品評価技術基盤機構 名誉顧問
東京大学名誉教授 安井 至

グリーン・イノベーションに向けた産総研の取組み(仮題)

国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域研究戦略部研究戦略部長 小原 春彦

TTソリューションを活用した低炭素都市のマネジメント
-サイバー・フィジカル・システムの社会構築-(仮題)

国立研究開発法人国立環境研究所
社会環境システム研究センター長 藤田 壮

グリーンIT、Next Step ~サステナブルな未来を創る新たなグリーンIT~

サステナブルな未来を実現する上で、グリーンITは益々重要になっている。日本におけるグリーンITの貢献量や具体的なソリューションについて、これまでに業界全体で検討されてきた。2020年、2030年に向けて、IoT、CPS技術の進展により、グリーンITはさらに革新が進み、世界全体のグリーンイノベーションを牽引することが期待される。ここでは、未来のグリーンITという視点で、日本および富士通グループの事例を紹介する。

富士通株式会社 環境本部 プリンシパルテクノロジスト
JEITAグリーンIT委員会
朽網 道徳

※情報は2015年8月27日現在のもの。最新の情報はCEATEC JAPAN公式サイトをご覧ください。

聴講予約サイト

CEATEC JAPAN公式サイトでコンファレンスの事前聴講予約が可能です。
合わせて展示会場に入場するための入場登録も行うことができますので、ぜひご利用ください。入場事前登録サイトへのご登録、およびコンファレンスの聴講は無料です。