2006年3月度の移動電話機器国内出荷台数は6,047千台と600万台を超え、前年比127.7％となった。携帯･自動車電話は5,847千台、前年比125.9％と、7ヶ月連続で前年比プラスを記録した。このうち3Gは5,240千台、同158.3％、2Gが607千台、同45.5％であった。3Gは前月に初めて400万台を超えたが、今月は500万台も突破し、比率も9割弱（89.6％）と、台数・比率ともに2ヶ月連続で過去最高を更新した。新年度にあわせて投入した新機種が急伸したことによる。
　一方、公衆用PHSは、200千台、前年比217.7％だった。音声用新サービス等により、昨年の2月以降前年同月比の大幅増が続いている。

[2005年度の概況]
　2005年度（4−3月）の移動電話機器国内出荷台数は、48,672千台、前年比108.7％と2年ぶりにプラスに転じた。このうち携帯･自動車電話は、46,923千台、前年比106.4％となった。これは3Gへの買替需要が促進したことによるもので、3G比率は78.6％であった。エンターテイメント面、生活サポート面の双方で機能・サービスが充実したことが追い風となった。

	移動電話計		携帯電話・ 自動車電話		2G		3G		3G 比率	公衆用PHS
	台数	前年比	台数	前年比	台数	前年比	台数	前年比		台数	前年比
2005年 4月	3,328	95.4	3,282	95.0	1,098	65.2	2,185	123.3	66.6	45	137.7
5月	3,314	98.1	3,224	97.2	1,154	64.1	2,070	136.5	64.2	91	149.9
6月	4,289	105.8	4,176	104.1	1,172	61.5	3,003	142.5	71.9	113	276.9
7月	3,664	88.6	3,516	85.9	680	31.8	2,836	145.3	80.7	148	330.0
8月	3,185	97.7	3,036	94.2	757	58.9	2,278	117.6	75.0	149	412.9
9月	4,116	110.7	3,921	108.6	1,068	51.6	2,852	185.3	72.7	195	179.7
10月	3,290	137.1	3,168	135.7	670	58.5	2,498	210.2	78.9	122	189.0
11月	4,148	108.4	3,951	105.3	965	50.5	2,986	162.4	75.6	196	267.1
12月	4,762	110.8	4,559	106.8	716	41.1	3,843	151.9	84.3	204	708.5
1月	3,507	111.4	3,378	108.8	559	63.1	2,819	127.1	83.5	129	288.8
2月	5,024	116.0	4,867	113.8	595	34.8	4,272	166.5	87.8	157	272.2
3月	6,047	127.7	5,847	125.9	607	45.5	5,240	158.3	89.6	200	217.7
2005 年度計	48,672	108.7	46,923	106.4	10,041	51.2	36,882	150.7	78.6	1,749	255.4