移動電話の2001年7月国内出荷数量は、3,864千台、前年比98.5%と2ヶ月連続のマイナスとなった。

このうち、携帯・自動車電話国内出荷数量は、3,589千台、前年比99.6%とわずかながら前年実績を下回った。新規加入者増の頭打ち傾向や、買い替え需要の減速が影響したためとみられる。一方、高精細カラー液晶画面やデジタルカメラ搭載機等の高価格品の出荷比率が高まり、金額では引き続き前年を上回っている。

また、公衆用PHS国内出荷数量は、加入者数の減少傾向の影響を受け、275千台､前年比86.3%と5ヶ月連続で前年を下回り、回復の兆しは見えない。