移動電話の2001年6月国内出荷数量は、4,372千台、前年比95.0%と2000年4月以来、1年2カ月ぶりに前年を下回った。

このうち、携帯・自動車電話国内出荷は、高精細カラー液晶搭載機、モバイルカメラ搭載機等の高価格品の投入により、金額では前年を上回ったものの、数量は新規加入者増の頭打ち傾向や、前年同月が前年比119.0%と伸びた反動もあって、4,145千台、前年比98.7%と1999年9月以来の前年比マイナスとなった。

一方、公衆用PHS国内出荷数量は、227千台､前年比56.0%と4カ月連続で前年を下回り、回復の兆しは見えない。