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導電性接着剤ガイドブック

A4判 107頁(2015年3月発行)
頒価会員3,300円 会員外3,300円
コンシューマ・プロダクツ部


概要:
導電性接着剤(ICA :Isotropic Conductive Adhesive)による実装技術は、車載機器やパワー半導体の耐熱接続や各種電子部品内部接続、CCD等の低温実装、基板スルーホール形成やファインピッチ実装等で、長年使われております。今日、LED照明の実装やスマートフォンに代表される携帯デバイス高集積化、微細配線、あるいは、スポーツフィットネスやヘルスケア市場などの付加価値の高い応用分野で、新たな市場を切り開きつつあります。
この様な新たな市場を踏まえて、本書では、導電性接着剤の生産者・利用者・大学機関の研究者により、これまでに行われてきた研究や実証実験に於いて明らかになった事柄を分かり易くまとめ、その内容は、導電性接着剤の「基礎」、「技術の導入」、「使いこなし」、更には「信頼性評価」と、初歩から実務までのそれぞれの切り口で読み易くまとめた説明と、今後の導電性接着剤実装技術開発のポイントまでを網羅するものとなっております。


目次:
第1章 はじめに
1.1.導電性接着剤の魅力
1.2.導電性接着剤の分類
1.3.導電性接着剤の用途
第2章 実装のプロセス技術と応用
2.1.材料選択と準備
2.2.印刷、マウント
2.3.硬化工程(キュア炉、独自加熱時の基板そり評価法など)
2.4.独自工法、デイジーチェーンIC不要で加熱による基板反りチェック
2.5.その他導電性接着剤導入の使いこなしと導入への対応策
第3章 電気伝導
3.1.導電性接着剤における導通経路
3.2.測定方法の概要
3.3.界面抵抗率に影響する要因
第4章 伝熱測定
4.1.はじめに
4.2.カートリッジ方式一方向熱流定常比較法測定装置
4.3.カートリッジ方式一方向熱流定常比較法の解析
4.4.導電性接着剤接続の測定例
第5章 接続信頼性
5.1.接続強度
5.2.衝撃特性
5.3.環境特性
5.4.まとめ
第6章 デジタル高周波電気特性
6.1.まえがき
6.2.導電性接着剤配線の中の信号エネルギー伝達の考察
6.3.まとめ
第7章 標準化活動
1.導電性接着剤実装技術の標準化
2.国際規格の各パート毎の進捗
3.国際規格の各パート構成

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